毛久燕録画 |
|
天を祀る「亨献」で、「天官大賜福」に続いて上演される。 卓上の酒杯に酒を注ぎ、神に献上する、新郎がひざまずいて香を献じて天を拝礼した後、すぐに前奏が始まる。 最初に九千歳藩王康得財の帰郷が告げられる。配下の兵士および状元合格した孫を伴い、康得財が屋敷に到着。妻の金氏が一行を出迎える。夫婦は、九人の息子の官位と二人の娘が皇帝と郭子儀将軍にそれぞれ嫁いだことを寿ぎ、夫婦の福運を祝す。孫の状元合格を祝して、状元夫人を迎える華燭の典を催す。 2006年に冊子島で見た上演では、最後に状元夫妻の結婚式の様子まで演じられたが、この2016年の上演では、「結婚式を挙げよう」というだけで、状元夫婦の婚礼の場面はない。上演が以前より簡略になっている(のだろうか)。 |